FC2ブログ

心理職・福祉職公務員の呟き VOL.18(福祉編VOL.9) 

カテゴリ:心理職・福祉職公務員の呟き

みなさん、こんにちは。
今日も引き続き、家裁の調査官についての話を・・・。前回のブログで調査官の一体感は強いと書きましたが、一時期(相当以前ですが)、法律系での受験者参入を巡って調査官の内部で議論が沸いたことがありました。だいたい20年前近くと記憶していますが、当時は、〈調査官学〉なるものの確立という壮大なテーマで業界内が模索していた時期でもありました。調査官の一体感が損なわれる危機というような大仰なものではありませんでしたが、一方、そうした過程で、調査官補の研修時代に、書記官や事務官、速記官など他職種との合同運動会を実施したりして、他職種との連携という面も強調されました。たまたま、私はその記念すべき(?)第1回運動会を催した期にあたります。一揃いのトレーナー(だったか、Tシャツだったか)を買い込み、紫の鉢巻きをし、若い調査官補が一丸となり、職種対抗のニュアンスを前面に出しつつ、和気あいあいと運動会に臨みました。今となっては、良き思い出にすぎませんが、現在でも継続して運動会なるものが開催されていると聞き、少し嬉しくなりました。話は飛躍しますが、この運動会以外にも、クラブ活動や研修旅行、私的な勉強会など、研修中には、なかなかに退屈しないメニューが揃っています。もちろん、現在でも、研修修了前の試験や口頭試問、修了論文作成などがありますので、しっかりとした知識と技能を身につけなければいけないことは言うまでもありませんが。
ではまた次回に。

心理職・福祉職公務員の呟きVOL.17(心理編VOL.9) 

カテゴリ:心理職・福祉職公務員の呟き

みなさん、こんにちは。
今日は、家裁の調査官についての話を少し・・・。調査官は全国で約1500名しかいません。そのうち、八王子支部を含めた東京家裁に約1割近くいます。ですので、勤務年数が長くなると、だいたいの調査官の名を知ることになります。特に、採用が東京家裁などの首都圏であれば、研修などの機会に全国から調査官がやってきますので、多くの調査官と触れ合うこともできます。また、調査官の親睦団体(?)である家調協(全国家裁調査官連絡協議会)に入会すれば、若手の場合は、書物の発送業務などを仰せつかるので、顔を知らねど名だけは・・・といった状態になります。また、研修所では、わりあい、関西出身の調査官が関西弁で闊歩したりして、九州や東北、北海道など、高裁単位で研修もあり、地域的な交流があります。以前は、〈東京なんぼのもんじゃい〉みたいな空気もありましたが、今はそれも薄れて、調査官の一体感は強くなっていると聞いています。私のように、退職した後、書籍や学会などたまたま何かの拍子に、知っている調査官の名が出てくると、とても嬉しく感じてしまいます。少し上の期の先輩たちが主任調査官として登場すると、クスッと笑ってしまうこともあります。そういえば、同期同士のつながりは、結構まちまちで、結束の固い期もあれば、それほどつながりが強くない期もあります。裁判所の中では、独特な調査官ワールドを形成していますが、なかなかに居心地は良いですよ。
ではまた次回に。

心理職・福祉職公務員の呟き VOL.16(福祉編VOL.8) 

カテゴリ:心理職・福祉職公務員の呟き

みなさん、こんにちは。
最近、またまた外国人当事者のかたが児童相談所や婦人相談所を利用される機会が増えてきています。今日は、試験対策(?)も兼ねて、少しばかりお得な情報をお伝えしたいと思います。それは、外国人のかたが増えている実情にかんがみて、外国語能力をアピールできれば、採用に有利とまでは言いませんが、武器になるという点です。ただ、外国語といっても、英語やフランス語、ドイツ語ではなく、中国語やタイ語、タガログ語、スペイン語、ポルトガル語などが日常会話レベルでできればよいということです。やはり、当事者のかたは、東南アジアや南米の出身のかたが多いですし。もちろん通訳さんがリストアップされていれば、通訳さんを依頼するケースが多いのですが(家裁には通訳人名簿があります)、地方自治体の場合はまちまちなので、なおさらです。翻訳ソフトを使って、書類を訳している職員さんの姿を横目で見ながら痛感しますが、大学時代から、これらの言語を少しずつマスターしていけば、現場ではかなり重宝されると思います。おそらく、それは家裁でも同様だと思います。もっとも、採用面接時には、『挨拶をしてみて』とか『自己紹介をしてみて』とかと言われることは覚悟してくださいね。
この他、パソコンの操作能力なども、あればあったで重宝されると思いますよ。
ではまた次回に。

心理職・福祉職公務員の呟き VOL.15(心理編VOL.8) 

カテゴリ:心理職・福祉職公務員の呟き

みなさん、こんにちは。
今日は、地方公務員(特に都道府県職員ですが)の心理職の実情を少しだけ披露しようと思います。心理職といえども、県の実情により、心理職としての業務ではなく、ケースワークや事務職を担当させられることがあるという話です。
今、私の同僚は、児童相談所と婦人相談所等に十数人いますが、そのうちのお一人が今春転勤で児童相談所にやってこられました。ところが、聞くところによると、入庁してから15年ほど経つキャリアのうち、半分近くは心理職としての仕事ではなかったということです。少し、いや、かなり驚きました。どうやら、配属された部署の実情により、ワーカーとして業務や統計処理や庶務などの事務職をしていたらしいのです。最初はへえーという感じだったのですが、肝心の心理職業務に支障はないのかと危惧していました。やはりというべきか、最近、業務に必要な心理検査やカウンセリングに不慣れなため、そのしわ寄せが勤務外の自学自習に充てられているようです。ただ、こういったことは、福祉職採用の人にも見られるようで、心理職に限ったことではないとのことです。福祉職の人が、心理職の業務をすることはないにせよ、事務職として働いているという実態はあるみたいです。
心理や福祉の専門職区分で入ったというのに、これではだまし討ちのようだと感じるかたもいるでしょうが、なかなかにシビアな実情ですね。
ではまた次回に。

心理職・福祉職公務員の呟き VOL.14(福祉編VOL.7) 

カテゴリ:心理職・福祉職公務員の呟き

みなさん、こんにちは。
福祉職のかたは、日常業務としてケースワークやグループワークなど援助技術を駆使して様々な職務に関わっています。最近、その援助技術に関する事柄について、職場で話題になったのが、「社会福祉士の試験制度変更」です。私は、臨床心理士と社会福祉士の資格を持っていますが、来年から社会福祉士の試験制度が大きく変更になるようで、職場でその話を初めて耳にして驚きました。どうやら試験科目が増えて、科目の名称もなかなかユニークになるそうです。「低所得者に対する支援」とか「権利擁護等」とか、なかなか実際的な名称になっています。現場では、だからといって社会福祉士の質が向上するかはわからんなーという意見が多数を占めましたが、社会福祉士は大学在学中にも取得できる資格なので、最近入庁される福祉職の人にも、取得しているかたが徐々に増えているそうです。資格があるから専門性が担保されるというわけでは必ずしもないのですが、資格の威光みたいなものは何となくあるように感じます。採用に関して、要資格の採用試験とそうでない試験があるみたいですし…。個人的には、取得できる機会があり、将来福祉職に就こうと決めているならば、取っておいて損になることはないと思いますが…。もっとも、入庁してから通信教育などで資格を取得されるかたもいるので、慌てて取る必要性はないとも言えます。むしろ、受験生の中には、社会福祉士よりも、臨床心理士を取得してから公務員試験に臨むかどうするかと迷われるかたが目立ちます。私の考えでは、最近臨床心理士も、職務に差し支えがない限り、夜間や通信などの大学院に入ることができるよう配慮してくれる職場が増えてきているので、受験回数(年齢?)が限られる公務員受験を優先したほうが得策のように思います。
ではまた次回に。