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2012年11月 の記事リスト

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公務員について学ぼう Vol.3 

カテゴリ:未分類

裁判所職員


①職種紹介
裁判所職員の採用試験は,2012年実施の採用試験から内容が刷新され,従来の裁判所事務官Ⅰ種が「総合職/法律・経済区分」に,裁判所事務官Ⅱ種が「一般職/大卒程度」に衣替えとなりました。また,刷新に伴い,総合職は大学院卒程度と大卒程度に分かれることになります。いずれとも,合格者は裁判所事務官として採用されます。
裁判所は,各種裁判を運営する裁判部門と,事務局として裁判部門を支援する司法行政部門に分かれます。裁判所職員は,裁判部門では裁判所書記官の指導の下,裁判官・弁護士・検察官・訴訟当事者との裁判進行の事前打ち合わせ,証拠調べなどへの立会,調書作成,逮捕状をはじめとする令状の発行事務など,裁判の効率的な運営を図るための裁判事務を行います。司法行政部門では,総務などの一般的な事務を担当し,裁判部門をサポートします。
また,試験により裁判所書記官に任官すると,固有の権限が付与され,上記の裁判事務を自らの名前で執り行うほか,法令や判例の調査などの裁判官を補助する業務など,訴訟の円滑な処理・解決のため,「コートマネージャー」として欠かせない役割を果たすことができます。さらに,経験を積み試験に合格すれば,簡易裁判所判事となる道もあります。一般職で採用された場合,転勤範囲は採用された高裁管轄内(大阪高裁であれば近畿2府4県)の各裁判所であるが,総合職で採用された場合は全国転勤です。


②試験の流れ

試験日 6月の第1日曜日
<1次試験>
①基礎能力試験(多肢選択式) 配点:2/12、解答時間:3時間
・知識27問、知能13問  計40問(全問必須)
専門試験(多肢選択式) 配点:3/12、解答時間:1時間30分
<2次試験>
①論文試験(記述式) 配点:1/12、解答時間:1時間、※記入は1次試験のとき
②専門試験(記述式) 配点:1/12、解答時間:1時間、※記入は1次試験のとき 憲法のみ
⑤人物試験  配点:6/12、個別面接1回のみ、30分~40分(他と比べて長い)