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【9/2】試験分析<裁判所職員本試験分析> 

カテゴリ:【採用情報】K太郎からのご案内

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こんにちわ。
本試験解説の科目は地学へと変わります。

No.33
地震に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1 地震発生と同時に、地震波であるP波とS波は震源から同時に伝わり始めるが、縦波であるP波の方が横波であるS波より速く伝わる。両者の波の観測点への到達時間の差を初期微動継続時間といい、震源から観測点までの距離に比例してこの時間は長くなる。


正解です。P波が縦波、S波が横波で、PはPrimary(最初の)、SはSecondary(2番目の)の略なので、P波の方が先ですね。
P波が初期微動、S波が主要動となり、その間が初期微動継続時間です。この長さは震源からの距離で決まり、地震の規模とは関係ないです。

さて、裁判所職員の本試験結果を踏まえた分析を行いたいと思います。

平均点などの結果は以下のとおりでした。
基礎能力試験:
平均点 20.08(+0.63)
標準偏差 4.27(-0.16)

専門試験:
平均点 16.04(+0.66)
標準偏差 4.77(-0.40)


今年の裁判所職員はボツ問題が1問、複数正解問題が1問あったこともあり、
基礎能力、専門試験それぞれで平均点が上昇しています。
一般論として平均点が上がると標準偏差は上がるのですが、
今年はその逆の傾向になっているので、没問題の存在は一定以上の効果があったのではないでしょうか。

正確なボーダーラインが発表されていないのですが、
上記平均点・標準偏差を参考に、択一試験の標準点を算出すると以下のようになります。
saibansyo-2015kekka.png

※素点1点の重み
専門=教養×0.898倍


近畿地方でボーダーラインといわれる43点について、
教養、専門がどの程度取れていた場合の点数なのかが確定できていないので、
はっきりしたことは言えないのですが、
おそらく上記のデータで115点あたりがボーダーラインと考えられます。

なお、2次試験倍率は2.82倍。
広島の4倍以上を筆頭に、3倍台はゴロゴロあるので、
2次の倍率だけでいえばむしろ低い方。
もっとも、受験生の平均レベル自体が全て同じわけではないので、
相当に厳しい戦いだったことは間違いないと思います。

面接試験のウェイトが高い試験ではありますが、
択一・論文でしっかりと頑張ればアドバンテージが取れる試験であるのも事実。
裁判所の論文試験は教養論文が書きにくいといわれることがままありますが、
こればかりは文章を書くことにいかになれるかということが重要になると思います。

択一試験は専門試験で伸ばしきるのは限度があるレベルまで来ていると思います。
どんなに頑張ってもふつうは8割が限界のはずです。
そうなると、基礎能力でどんなに低くても5割5分をどう死守するか。
これを考えると、6割を目指す学習が不可欠になるはずです。
6割であれば専門7割でも一次合格は可能。面接のウェイトが高いので、どのみち面接対策は欠かせませんが。

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