【5/6】試験情報【国家総合職基礎能力・追記】 

カテゴリ:【採用情報】K太郎からのご案内

こんにちわ。LEC公務員担当のK太郎です。
K太郎(はんこ入り)
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こんにちわ。
明日は東京都、東京都特別区の本試験ですね。
本命視している方も結構聞いています。
関西からもかなりの人数の遠征をしていることと思いますので、
今日はゆっくり休んでください。

先日行われました国家総合職・基礎能力試験の分析情報が集まってきています。
最終的な情報は改めてお伝えしますが、
私の肌感覚と異なる部分も存在しますので、
その部分と今後の試験(特に国税、一般職)への対応をお伝えします。

(5/7 10:00 さらに若干追記しました)

① 現代文
正答率を見る限り、難易度ほぼ前年と同じです。

文章の難易度が上がったようには見えますが、意外と解けている方が多いようです。
確実に得点源にしたいところ。これは専門職や一般職でも同じですね。
問題数が6問と総合職以上に増えるので、ここの安定性確保は欠かせません。

② 英文
正答率を見る限り、前年よりかなり難易度が上がっています。

ただでさえ総合職受験者は他職種受験者に比べて英語に自信がある受験生が多いです。
英検やTOEICなどで加点があるので当然と言えばそうなのでしょうが、
そのレベルでもかなり苦しんでいることがうかがえます。
ここまでの高い難易度の英文が此の先の試験で並ぶことは考えにくいですし、
そうなった場合は全員が低空飛行するはずなので、この問題群はそういうものだ、と割り切った方が無難でしょう。

比較的正答率が高いのはやはり内容把握ですね。
空欄補充、文章整序はよほど英語力に自信がある方でない限り放置が無難でしょう。

③ 数的処理
正答率を見る限り、前年よりやや難易度が下がっています。

ただ、前年の難易度が強烈に高かったので、その反動という要素が強く、
例年の国家総合職を基準にするとほぼ同水準です。

論理(No.12)や順序関係(No.14)、位置関係No.16)といった問題が確実に取れるかどうかが勝負です。
他の問題群の中で焦って手を付けられなかった方もいると思いますが、
元々総合職の数的処理はジャンル別の困難な、数字・情報整理に関する総合力を求める問題が多く、
この問題設計思想は専門職や一般職と大きく毛色を異にします。
今回は数的推理分野でその傾向が強く見られたように思います。

その意味では、No.15やNo.22、No.24は完全無視でいい問題でしょう。
ただ、図形の規則性を覚えているだけで解けるNo.19などは落とすともったいない問題ですよ。
テキストにも書いてあるので、ぜひ見直しを。2年前に国税でも類題が出てます。
図形ではこれとNo.20が取りたい問題でしょうか。
資料解釈2問は絶対に目を通したい問題。
これは専門職、一般職でも同レベルの問題が出てきます。

④ 時事問題
正答率を見る限り、ほぼ前年と同水準です。
No.29は少し難しめだったようですが、残り2問は基本的なレベル。
しっかりと時事対策テキストを見直すことが大事でしょう。幅広い知識が問われる問題にはあまりなっていません。

⑤ 自然科学
正答率を見る限り、前年よりやや難易度が上がっているようです。

思った以上に地学で苦しんでいるようですね。
実質的に地理や社会科学と融合した総合問題の色合いが強いです。
正解肢に不安要素の伴う表現がありましたが、
絶対に違うと断言できる項目で切っていくのが基本セオリーです。
肢1なら成層圏=オゾン層、
肢2なら温室効果=赤外線
肢4なら雨=弱酸性
肢5なら雲=上昇気流
という形で最低限の確実な知識をいかに本文中で使い切れるかが重要なポイント。
少なくともテキストを見ても、1,4,5は直球でそのままの表現があります。
問題文の長さに惑わされていい加減な読み方にならないようにしてくださいね。

あの物理は放置でいいでしょう。化学は幅広い知識、関心が問われる総合能力が問われる問題ですが、
これも国家総合職特有です。


⑥ 人文科学

正答率を見る限り、前年より難易度は下がっています。

科目別にみると、日本史は難易度ダウン、世界史もダウン、思想は逆に上がっており、地理は難易度ダウンです。
思想は典型的な思想家のキーワードが見出しにくかった点で難しかったかも。
地理はやっぱり気候が知識の基本だなと思います。
肢3,4,5はそれぞれ地中海性気候、サバナ気候、セルバの語から、
大まかな各国の位置関係を脳内に思い浮かべることができれば取れます。
地理の学習で地図の活用は欠かせませんよ。

今後の試験に向けて必ず見直しが必要でしょう。
世界史も近現代史の整理は国家系、地方系問わず優先課題。
短期で伸ばせるならこういうところでしょう。

⑦ 社会科学
正答率を見る限り、前年より難易度が下がっています。

意外と正答率が微妙だったのが政治ですが、
国際関係、国際経済の知識が基本的な部分で備わっているかを問う問題になっています。
別の会議や機関のキーワードである、という切り方や、
前後関係が異なるといった切り方が目立ちます。特に歴史的な変遷を逆転させた肢3のような問題が出ると、
沈没する方が多いので、いつできたのか、という大まかな年代把握は必要でしょう。
ただ、数字を覚えるのではなく因果関係、前後関係を見ることがより大事です。


基本的に国家総合職の場合、
単に難易度が高いというだけでなく、受験生が持つ試験勉強にとどまらない全ての知識・関心を問う問題が作られやすいです。
その意味では、国家総合職で得点できるか否か、という点と国税専門官・国家一般職で得点できるか否か、という点は
必ずしも一致しません。
大体の場合、後者の方が取れる、という方が多くなりますが、
たまに前者は取れたのに後者は今ひとつ、というケースも見られます。
それは、こうした試験勉強以外の知識・関心がどの程度あったか、という点に左右されています。

テキストの内容とQMの基本問題の見直しを進めれば、
今年の問題も人文科学、社会科学については7問中5問は取れるようにはなっているので、
細かい表現に惑わされないことも大事です。

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